体調不良と姿勢の関係

- update更新日 : 2024年03月27日
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体調不良と姿勢の関係

地球上で生活する限り、私たちの体は常に重力の影響を受けています
そして、重力という力に対して逆らいながらバランスをとり、体の重心を保ちながら動いています。

 人は、背骨や骨盤を中心として首や両腕、両脚を連動させながら動きます。
つまり、首や肩、股関節の動きは、背骨や骨盤が動作の軸や土台となって安定した状態に保つことでスムーズな動きができています。

 そのため背骨や骨盤が傾くと、バランスをとるために首や腕、脚を使って姿勢や動作を調整します。
人は体の重心や運動軸をなるべく体幹の内部に保とうとします。
重心や運動軸が体の外部にあると転倒しやすくなるからです。

 このバランスのとり方が偏っていくと、良い姿勢やスムーズな動きから外れていき筋肉や関節に負担をかけ、やがて痛みやシビレなどの症状が現れます

前橋の山王接骨院・山王整体院では、頭痛肩こり、腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、変形性膝関節症の施術を行っています

 今回は、姿勢が崩れ筋肉が硬くなるとどんなことが体に起こりやすくなるのか、山王接骨院・山王整体院に来院される患者さんの中で特に多い症状などをお伝えします。

目次

1.スマホ首・ストレートネック
2.猫背と五十肩
3.骨盤の傾きと腰痛
4.まとめ

 

1.スマホ首・ストレートネック

前橋市の山王接骨院・山王整体院では、頭痛肩こり、ストレートネックやスマホ首を施術しています。

首の動きは、背骨でつながっていますので、首と背中は連動しています。
首を前に大きく出すと、猫背になります。顎を引くと胸が反ります。

最近注目されているのが、スマホ首ストレートネックです。

ずーと下を向いていると、首の骨の配列がゆがみ、首すじから肩がこり、ひどい場合は頭痛になったりします。

人の頭の重さは6kg位です。その頭を首や肩、背中の筋肉で支えています。頭が背骨の真上に乗っていると支える筋肉への負担は少ないのですが、前に15度傾くと12kg、30度傾くと18kgといった具合に、傾く角度が大きくなると支える筋肉にかかる負担は増えていきます

長時間負荷がかかり続けると筋肉は硬直し、首の骨を正しい位置に保つことが出来なくなり、ストレートネックのできあがりです。

肩こりが起こるのは当然ですが、首と頭の境目には神経が走っていて首の筋肉が硬くなりこの神経を圧迫すると頭痛になります。

ポイント

下を向いた同じ姿勢が続いた影響で首や肩に症状が現れていますので、まずは痛みの無い範囲で動くことです。ある程度動くことができるのであれば、正しい位置に戻る様にエクササイズを行います。山王接骨院・山王整体院では、ストレッチポールを使ったエクササイズでご自分でもケアできるようにアドバイスしています。

山王接骨院・山王整体院では、ストレッチポールを使ったエクササイズでゆがみを改善しています

 

2.猫背と五十肩

前橋市の山王接骨院・山王整体院では、猫背、巻き肩を改善し四十肩・五十肩の施術を行っています

肩の運動は、肩甲骨と一緒に動くことで真上まで手が挙がります。また、肩甲骨の動きは、胸の背骨の動きと連動しているので、手がしっかり真上に上がる時は胸も少し反り気味になります。

前にならえをして、手を前に突き出すと手が前に伸びると同時に猫背になります。
また、肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せると同時に胸が反ります。

このように肩甲骨の動きと胸の背骨の動きは、連動しています。もし、猫背で背骨が固まってしまったら、肩甲骨は思うように動かず、手も挙げにくくなります。

無理に手を挙げようとすると、肩に負担がかかり痛みがでます。猫背は、胸やわきの筋肉を使いにくくし次第に筋肉を硬くします。その状態で無理に動かすと痛みをともない、やがて五十肩になってしまいます。

ポイント

肩の炎症が強くなり痛み出すと動かせなくなります。すると肩が固まります。
当院では、初期症状である肩の痛み始めにアプローチできれば、早期改善につながるケースがほとんどです。逆に痛みが強くなってしまうと、肩の固まった状態が強く長期間の施術が必要になります。痛みを最小限にし、動かせる範囲で動かしましょう。

群馬の山王接骨院・山王整体院では、四十肩、五十肩に対し痛みの少ない施術を行っています

 

3.骨盤の傾きと腰痛

群馬の山王接骨院・山王整体院では、O脚、X脚からくる骨盤のゆがみを整え腰痛を改善しています

肩と同じように股関節の動きも骨盤の傾きと関係が深く、骨盤の傾きと腰の動きと連動しています。

肩幅に立ち両膝を内側に捻ると、骨盤が前に傾き、自然にお尻が後ろに突き出て腰が反っていきます。

また、両膝を外側に捻ると、骨盤が後ろに傾き、股関節の前側は力が入り、お尻は力が抜けてしまします。

すると、股関節の動きが前方に偏り、柔軟性が低下して骨盤のバランスが取りにくくなります。骨盤の上に乗る腰の骨は、常にアンバランスな骨盤という土台の上に置かれるので、動きが偏ったり、過剰に動いたりして腰痛になります。

体に良いと言われているウォーキングにおいても、股関節の動きが悪くなっているところに無理に歩幅を大きくしたりすると、股関節を痛めてたり、腰に負担が集中して腰痛になったりします。

ポイント

腰痛や膝痛にとって股関節はとても重要です。股関節の柔軟性が低下すると膝や腰をかばうため、症状が出てくることも多いです。股関節は多方向に動く関節ですので、いろいろな方向にストレッチやエクササイズを行うことも大切です。

山王接骨院・山王整体院では、股関節の動きを確認しながら腰痛や膝痛を改善しています

4.まとめ

人は、じっと静止している訳ではありません。 生活するには動かなければなりません。

そして、人の体は、悪い部分があっても他の部分でかばうことができる程、高性能にできています。(ロボットは、悪いところがあると動かなくなります)

したがって、動けるからと安心せず、健康のために良い姿勢を知りその姿勢がとれる柔軟性を保つことが必要です。また、クセのある動作を修正し、正しく動けるようにすることも大切です。

群馬の山王接骨院・山王整体院では、クセのある動きはやがて痛みを引き起こすので正しく動けるように指導しています