姿勢評価で動きのクセがわかる

- update更新日 : 2023年10月19日
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10月より山王接骨院・山王整体院では、JCCAの代償診断を取り入れ施術に活かすようにしています。

これまでは静止した状態で姿勢を撮影し、画像にポイントを記入したりして患者さんにお伝えするというスタイルで行っていました。

今では動作を動画で撮影し、アプリを使うことで動作のある時点の動きを切り取り、静止画として姿勢を評価することが出来る様になっています。

したがって、これまで気づきにくかったクセの動きがポイントで伝えいることができるので、動きのクセがしっかり伝えられます。患者さんも写真として動きがわかるので、辛い所の原因などが理解しやすくなったと思います。

さらに細かく分析できれば今後の体の状態が予想できるので、未来の痛みの予防にもつながっていきます。

原因がはっきり示すことができれば、効率よく修正箇所や修正エクササイズを伝えられるので、これまでより早期に症状を改善できると期待しています。

患者さんも正しい動きとクセのある動きの比較が写真で確認できるので、理解しやすいのではないでしょうか!

膝の痛みや半月板損傷後に痛みが残るケース、慢性腰痛だけでなくギックリ腰や坐骨神経痛、肩こり頭痛、オスグッドなども、実は体の使い方のクセによる影響が強いので、十分改善の余地があります。

 

本日、山王接骨院・山王整体院に来院された患者さんのケースをお伝えします。

・首から背中に痛みが残っている
・前かがみの作業をすると特に辛い

そんな方の動きを確認しました。辛いと言っていた前かがみにつながる動作で確認しました。3回同じ動作をしてもらい、3回目の動きをアプリで切り取り評価しました。

山王接骨院・山王整体院では、動作を評価してクセの動きを修正するようにしています。

図は、立上り動作でお尻が座面から離れる瞬間を切り取りました。

立ち上がる瞬間の姿勢は一見良い姿勢に見えるのですが、背中が反りすぎています。
また、首も身体の軸から見ると上を向いています。

動作的には、首から背中の筋肉をずっと緊張させて動いているので、凝りやすく痛みとして残りやすい状態です。なので、首から背中の痛みが解消されないと推測できます。

施術は、首から背中の筋肉をほずし、緊張を緩和させます。
筋肉がほぐれたところで、この動きを修正するためにエクササイズを追加します。
今回のケースでは、自宅で2~3分でできる2つのエクササイズを行っていただきます。

毎日、コツコツやっていただきます。

体の使い方のクセを直すのは、とても大変な作業です。
これまでずーーーーっと行っていた動き方を変えなければならないので、すごく時間がかかる方もいらっしゃいます。繰り返し繰り返し行って、無意識に、自然にできる様になれば完成です。

このクセが直り、体が治ると再発しなくなりますので頑張っていただきたいです。

膝の痛い方、腰の痛い方、肩がこる方、坐骨神経痛がある方、オスグッドの方、半月板損傷で手術をしたくない方、関節に変形がある方でも改善できる可能性は十分あります。

ぜひ、自分の動作を再確認してみてください。