姿勢評価を本格的に導入！代償動作を改善します！
8月の下旬に、JCCA：日本コアコンディショニング協会が行っている「代償診断指導員セミナー」を受講してきました。
これまで、山王接骨院・山王整体院では患者様の姿勢を評価するために写真撮影をして、そこに体の中心線や肩や骨盤などの基準線を加えることで軸の傾きや体のゆがみをお伝えしてきました。
ただ、なかなか上手く活用できておらず、リクエストがある時やイベントの時に撮影し患者様にお渡ししていました。撮影は立った姿勢や座った姿勢、つまり静止した状態でのものでした。
でも患者様の訴えているのは、膝痛の方は歩いている時やしゃがむ時、腰痛の方なら屈んだ時や反った時、坐骨神経痛の方は歩いた時、半月板損傷の方は、膝を曲げた時、オスグットの子は運動時や膝を曲げた時、肩の痛みは上げた時や運動時など動作での痛みがほとんどなので、実際の動作と直接関連付けての説明が不十分だった気がしていました。
今回のセミナーでは、動作を撮影し、アプリを利用してその動きの中で起こっている特徴やクセを簡単に抽出して画像としてお伝えできるものだったので、以前より患者様が納得しやすくなるのではないかと期待しています。
今後は、すべての患者様にこの撮影を取り入れて、自分の状態をしっかり見てわかっていただき、それに対する施術だったり、リハビリエクササイズをお伝えしていこうと思っています。
左の写真は、セミナーで行った私の動作を評価したものです。
万歳をする動きから、肩の関節の状態や動きを支える体幹の状態を確認しました。
肩は十分に挙上できているように見えますが、腰を反らすようにして代償動作が入っています。このままだと、手を挙げるようなことが増えると腰痛になる可能性があります。
この代償動作を改善すべく体幹を強化するエクササイズを行い、体の使い方を変えたのが右の写真です。体幹が安定した状態で、手を挙げることができています。
このような感じで、膝の痛み、腰痛、肩こり頭痛、坐骨神経痛や脊柱管狭窄症、オスグッド、半月板損傷で手術をしたくない方などの施術 + エクササイズ で日常のクセのある動作を改善して、いつまでも痛みの無い体を目指していこうと考えています。
山王接骨院・山王整体院では、10月のキャンペーンとして皆さんに体験していいただく予定です。ぜひ、試していいただければと思います。
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ちなみに、JCCA：日本コアコンディショニング協会には2007年に入会しました。
始めは、ベーシックセブンというストレッチポールを使って体をリラックスさせる基本エクササイズを学びました。これは、体のゆがみをリセットするのにとても有効なエクササイズで、きちんとできれば自分自身でゆがみを修正できます。
このエクササイズでゆがみや固さが残った場合には、胸郭のエクササイズや骨盤のエクササイズがあるので、このセミナーも受講し患者様に活用してきました。
そんな感じであのエクササイズはこんな患者様に有効かも！今度は違う部分を鍛えるエクササイズが必要だ！なんてやってきました。
そして、2013年にはマスタートレーナーの認定を受け、現在も基本エクササイズの講師として私の院である山王接骨院・山王整体院で時々セミナーを開催しています。
